高脂血症になって、食生活を見直す!有効な方法は?

高脂血症は血液中の中性脂肪(トリグリセライド)や、LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が基準より高い、またはHDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)が基準より低い状態のことをいいます。

高脂血症のタイプ、つまりコレステロールと中性脂肪のどちらかあるいは両方高いのかにより、また合併症の有無などにより、食事療法のポイントは若干異なってきます。

高脂血症には、食生活が大きく影響しているので、治療では、医師や管理栄養士の指導に基づき、食生活を健康的なものに改善していく「食事療法」が基本になります。それでは、食事療法のポイントを見ていきましょう。

●1日に摂取するエネルギーを適正に

食べ過ぎは、脂肪の過剰摂取を招き肥満の原因となります。食事で摂取するエネルギー(カロリー)が多過ぎると、余ったエネルギーが中性脂肪になり、血中のコレステロールも増えてしまいます。1日に摂取するエネルギー(カロリー)を適正にすることが大切です。適正なエネルギー量は、次のような計算式で算出します。

・1日の適正エネルギー摂取量(kcal)=標準体重(kg)×25~30(kcal)

・標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22

●栄養のバランスを考えて、3食規則正しく食べましょう

・炭水化物…ご飯、パン、麺、糖分などの炭水化物は、総摂取エネルギー量の60%にします。

・タンパク質…肉、魚、大豆製品、卵などのタンパク質は、総摂取エネルギーの15~20%にします。その上で、肉よりも魚や大豆製品からタンパク質を摂るように心がけます。

・脂質…肉、魚、油脂、種実類などの脂質は、総摂取エネルギーの20~25%にします。脂質の中でも、動物性脂肪に含まれる「飽和脂肪酸」を摂り過ぎると、コレステロール値が増えるので、青魚や植物油などに含まれる「不飽和脂肪酸」を多く摂ることが大切です。

・コレステロール…1日のコレステロールの摂取量を300mg以下にします。コレステロールが多い食品は、鶏卵、魚卵、レバー、ししゃも・しらすなどのまるごと食べられる小魚などです。

・アルコール…アルコールは1日25g以下が適量とされていますが、病状によって飲酒の可否は異なるため、医師の指示を守りましょう。

・食物繊維…コレステロールの吸収を抑えて、体外への排泄を促す作用がある「食物繊維」を1日に25g以上摂取するようにします。食物繊維には水溶性と不溶性がありますが、特にコレステロール値を低下させる働きがあるのは水溶性食物繊維で、海藻類、こんにゃく、りんご、みかんなどに豊富です。

・ビタミン・ポリフェノール…エネルギーを効率よく代謝するためには、ビタミンやポリフェノールが欠かせません。そこで、これらが豊富な緑黄色野菜を積極的に摂取します。

毎食「主食・主菜・副菜」をそろえましょう。

高脂血症の食事については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、参考にして下さい。

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高脂血症

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