高脂血症になる原因

一般的にカロリーが高いや脂肪が多い食事と運動不足などの生活が一番多い原因になりました。しかし、遺伝性の脂質異常症も知られています。なかでも家族性高コレステロール血症は日本人では500人に1人の高い頻度でみられる遺伝性の疾患です。高脂血症は血液中の中性脂肪やエレステロールが異常に増加した病的症状ということです。なぜ、その症状が起きていますか?原因はいろんながあります。一緒に了解しましょう。

脂質異常症/高脂血症の診断基準による分類は、高コレステロール血症、高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症、高トリグリセリド血症などです。高コレステロール血症は、血液中の高コレステロール値が220mg/dL以上の場合を言います。高LDLコレステロール血症は、LDLコレステロールという悪玉コレステロールが血液中に140mg/dL以上存在するタイプです。この検査値は、唯一心血管疾患に直結するので重要度が高いです。糖尿病があると120mg/dL未満、過去に心筋梗塞などになったことがある人は100mg/dL未満とすべきとなっています。

高脂血症は現代の生活習慣病の一種として、大きな問題となっている高脂血症に対して、その原因ははっきりしてきております。主な原因としては、肉類、油物中心の食生活や暴飲暴食、喫煙、アルコールの摂取、慢性的な運動不足が挙げられます。元来日本人は魚類や穀物、海草類などの健康的な食事が主たるものだったため、このような問題とは無縁ではあったものの、近年における食事の欧米化によって爆発的に増加したケースであるとも言われています。

食事で高脂血症を改善

血中のコレステロールやトリグリセリド(中性脂肪)が増加する状態を高脂血症といいます。高脂血症は動脈硬化の原因となりますが、血中のコレステロールには次に述べるように善玉といわれるHDLというリポ蛋白に運ばれているものがあります。このコレステロールは少ないほう(すなわち低HDLコレステロール血症)が動脈硬化を起こしやすいので、高脂血症という病名は不適切ではないかと以前からいわれていました。そこで、日本動脈硬化学会では2007年から低HDLコレステロール血症を含めた血中脂質の異常を、脂質異常症と変更しました。

通常、脂質は、肝臓で作られたり食事からとり込まれたりして、血液中に一定の量が保たれるように調節されています。脂質異常症(高脂血症)は、体の中で脂質の流れがうまく調節できなくなったり、食事から体の中に入ってくる脂質の量が多くなりすぎたりして、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)やトリグリセライド(中性脂肪)が多くなりすぎている状態、またはHDLコレステロール(善玉コレステロール)が少ない状態が続く病気です。

高脂血症のタイプ、つまりコレステロールと中性脂肪のどちらかあるいは両方高いのかにより、また合併症の有無などにより、食事療法のポイントは若干異なってきます。食べ過ぎは、脂肪の過剰摂取を招き肥満の原因となります。1日に摂取するエネルギー(カロリー)を適正にすることが大切です。これには標準体重から1日に必要なエネルギーを求め、過不足のないエネルギーを摂取することを心掛けましょう。